駆逐艦　松（1/35）：タミヤ
タミヤパテ
エポキシパテ：WAVE

私が所属している模型サークル気狂家には展示会むけ年間ノルマがあり、年に３作品が科せられているのですが、ノルマのクリヤーに向け製作をしていたトライスターの�W号C型が、作っても作っても進まない為、急遽ノルマ対策に製作することに決めたキットです。
１週間をきる日数で全てを仕上げなければならなかったので部品数少ないのと品質が確実なことからタミヤの駆逐艦にしました。

製作自体は、まさにオーソドックス。ひたすら切って、やすってはりつけての世界です。タミヤのキットだけあって期待通りスキ間や修正箇所はほとんどありませんでした。とりあえず艦橋と甲板とのスキ間をで埋め、エポパテで主砲の防水カバーの追加や、単装機銃が装備されない所の穴を埋めました。

Mr.カラー各色：GSIクレオス
タミヤカラー（エナメル）
スプレーワークREVO：タミヤ

次に塗装ですが、これがもう全部くっつけてからAFV塗り。手順どおり進めます。

下地塗装ということでまずは艦底色を吹き付けます。これは松用に購入したものではなく、もとからAFV用として持っていたものです。 

次に軍艦色を塗るのですが、これがおりからの大和ブームのせいか近所の模型店で｢軍艦色｣が売り切れてましたので、ニュートラルグレイのみ購入し、ドイツ戦車の王道ジャーマングレイと、余っていたドイツ空軍機のRML74グレーグリーンを混ぜてみました。

混色の比率は適当でしたがかえって大戦末期の急造船が持つ貧乏くさい感じがでたのではないでしょうか。

先の色にニュートラルグレイを足してもう一段明るくした色を吹き付けます。

AFVの時もそうなんですが、もうちょっと色に差をつけた方がいいですね。いつも塗り終わって塗装が乾燥したらそう思うんですけど、塗ってる最中は、｢こんなもんだろう。｣と思ってしまいます。

更に明るくした色を吹きつけます。

その後は、ショボショボのエナメルのフラットブラックで２段階ウォッシングと、明るいグレイでドライブラシを行いました。

手芸用ジュエリーケース
のり付きフェルト
ツヤ有りニス（スプレー式：ワシン）

細かい装備の塗りは、防水カバー（フラットホワイト）、浮き輪（フラットホワイトとフラットレッド）、機銃（フラットブラックの後、メタリックグレイ）ぐらいしかできませんでした。
船モデラーの方々から、｢何て事を！｣っておこられそうな塗り分けです。

という訳で確信犯的ＡＦＶ塗りになってしまいましたがベース作りも同時に行いながら全部を１日で終了することが出来ました。ただパステルでの汚しまで行けなかったのが心残りです。

今回の｢松｣は、製作５日＋塗装１日というふうに、ご覧のとおりのかなり｢素｣な仕上がりになりましたが、それでも展示会では数票を得ることができました。嬉しい誤算です。

【おまけ？】
今回のベースは、ボックス状ですので上面の部分を開けると、この艦が収納できるようになっています。そのまま運べて便利ですよ。

平成２３年５月２日販売３,０００円

【妻のダメ出し】

今回は、完成して即展示会行きだったので妻の吟味はございません。

楽しみにしていた方々、どうもスイマセン。

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